ソフトバンク柳町達が2軍で大爆発 10球粘って二塁打も「やることをやって、時を待つ」
◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク7―6中日(17日、タマスタ筑後) ソフトバンクの柳町達外野手(26)が5打数4安打2打点と爆発した。「しっかりといい形で打席に入れた結果が、4安打につながった」と胸を張った。 ■宮城大弥と2ショット、育成内野手が1軍で再会誓う【写真】 「2番中堅」でフル出場。初回1死から根尾のフォークを左前打。4回には2死一塁で中前打を放った。そして、4点ビハインドで迎えた6回2死二、三塁で、ファウルで粘って10球目に左翼への二塁打を放って2点を入れた。「追い込まれながらも、しっかり真っすぐをファウルにしながら、最後は甘く来た変化球をしっかり捉えることができた。内容のある打席だった」。さらに同点とされた8回には先頭打者として中前打を放って、決勝点となるホームを踏んだ。 松山2軍監督は「今日の投手くらいなら打ってほしいというか、打てる力はある。ただ、どうやってコンディション、調子を上げていくかというレベルの選手。いい仕事をしてくれた」と評価した。 開幕1軍を目指していたが、15日に2軍に合流。悔しさも抱えながら「いつ呼ばれても活躍できるように。やっぱりそこを逃すと、僕の場所もなくなってしまうので、本当にやるだけというか、しっかりやることをやって、時を待つ」と前を向く。さらに「打撃もしっかり捉えた打球で間を抜けていくことと、守備、走塁もどんどん磨いてレベルアップしていく」と強調した。(浜口妙華)
西日本新聞社