中国当局 英製薬大手アストラゼネカの中国代表を調査
イギリス製薬大手アストラゼネカの中国代表が、中国当局から調査を受けていることが明らかになりました。 イギリス製薬大手アストラゼネカの発表によりますと、中国代表の王磊氏が中国当局による調査を受けているということです。調査内容や、身柄を拘束されているかなどの詳細は明らかになっていません。 アストラゼネカは、「王氏が中国当局による調査に協力していて、会社としても中国当局からの要請があれば全面的に協力する」としています。 アストラゼネカをめぐっては、ブルームバーグ通信が今年9月、社員や元社員が中国当局に身柄を拘束されたと報じていて、中国政府が認めていない抗がん剤を輸入した疑いなどが出ています。 また、中国メディアによりますと、別の元幹部の女性も今月に身柄を拘束されていて、製薬事業をめぐり中国政府の監視が強まっているとみられます。