ファン・デ・ベーク(C)Getty images

MFドニー・ファン・デ・ベークが、自身SNSを通じてマンチェスター・ユナイテッド退団を発表した。 2020年夏にアヤックスからマンチェスター・Uに完全移籍したものの、それほど出番は得られずにエヴァートンやフランクフルトへのローン移籍を繰り返していたファン・デ・ベーク。2024年夏の去就が注目を集めていた中で、ついに退団を発表した。 「今日は忘れられない日になる。このクラブでの僕の冒険に終止符が打たれたんだ。これまでのみんなからのサポートに感謝しているよ。マンチェスター・ユナイテッドに到着した日から、歓迎されていると感じられたし、感謝している」 また、私生活でもマンチェスターは忘れられない地になったと明かしている。 「ここで2人の子どもが生まれた。僕たちの心の中で、マンチェスターは常に特別な場所にある。みんなの幸運を祈っている」 ファン・デ・ベークの新天地については、以前よりジローナ加入が濃厚とスペイン『マルカ』など各紙が報道。実際に同クラブからは司令塔のMFアレイクス・ガルシアがレヴァークーゼンに移籍しており、ファン・デ・ベークが後釜とみなされている。 また、ジローナは2023-24シーズンのラ・リーガを3位で終えるなどの躍進を見せ、UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）出場権も獲得。ファン・デ・ベークは2018-19シーズンにUCL4強入りを果たした若手主体だったチーム“ヤング・アヤックス”の中心選手の一人でもあり、国際舞台での活躍も期待されている。