大谷翔平に50号打たれたバウマンは脱帽「僕のベストピッチ」「すごいスイングだった」9点差の7回1死三塁、歩かせる選択はなし「攻めたかった」
◇１９日（日本時間２０日） マーリンズ４―２０ドジャース（マイアミ） ドジャースの大谷翔平選手（３０）が「１番・指名打者」で出場し、３打席連続本塁打を含む６打数６安打３本塁打、１０打点、２盗塁で前人未到の「５０本塁打、５０盗塁」を達成した。３本塁打、６安打、１０打点はいずれもメジャー自己最多。また、チームは１２年連続のポストシーズン進出を決め、大谷はメジャー７年目で初めて１０月の舞台を踏む。 ◆大谷翔平、『50－50』達成に叫んだ吠えた【動画】 大谷は７回２死三塁からの第５打席で左翼に５０号２ランを放ったが、快挙達成の引き立て役になったのがマーリンズの４番手右腕、マイケル・バウマン投手（２９）。外角８９・１マイル（約１４３キロ）のナックルカーブをはじき返された中、「狙ったところからは少し外れたが、僕のベストピッチ。もう一度、対戦しても同じ球を投げる。彼に脱帽するし、すごいスイングだった」と、歴史的な偉業をたたえた。 ９点差がついての７回１死三塁。歩かせる考えはなく「アグレッシブに攻めたかった」という。「野球史上最高の選手だということを証明している。彼がやっていることは本当に素晴らしい。今日も彼がなぜ大谷翔平か、改めて見せつけられた」と振り返った。
中日スポーツ
