ライアン・ガルシアvs.安保瑠輝也が延期 ガルシアが手を負傷しドクターストップ「心からお詫び」 25年春に実施予定
安保瑠輝也もコメント「どうなってもお前は病院送りだった」
格闘技イベント「RIZIN」は16日、大みそかに行われるイベント「RIZIN DECADE」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる予定であったプロボクシング元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシアと第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王者・安保瑠輝也のエキシビション戦がガルシアの負傷のため延期となることを発表した。 【写真】新RIZINガールが「レベチ」と話題 人気ストリーマーの“へそ出し”セーラー服ショット 目玉ともいえるカードがまさかの延期だ。RIZINは「2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN DECADE』第1部で実施を予定しておりましたライアン・ガルシア vs. 安保瑠輝也は、ライアン・ガルシアが練習中に手を負傷しドクターストップとなったため試合を延期することとなりましたのでお知らせいたします」と発表。ガルシアの診断名は後日アナウンスされるという。 なお同試合については「2025年の春先に国内外での開催を予定」しているという。 負傷したガルシアは「私は日本での今後のエキシビション試合に向けて熱心に準備し、ここ数週間ダラスで一生懸命トレーニングしてきました。残念ながら、トレーニング中に手を負傷し、有名な専門医であるシン医師に診てもらうためにロサンゼルスに戻りました。シン医師は、12月30日の試合を延期するよう私に勧めました。これは一時的な後退に過ぎず、試合の新しい日程をすぐに発表する予定です。ファン、FANMIO、RIZINに延期について心からお詫び申し上げます。私ほどがっかりしている人はいません。応援してくださってありがとうございます」とコメント。 対戦予定であった安保は「ライアンが怪我でドクターストップと聞きました。本当に残念です。本当に残念ですが、怪我で動けないライアンを倒してもしょうがないので、早く治して万全の、100%のライアン・ガルシアで戻ってきて欲しい。まあでも、仮にこのまま大みそかにオレとやれていたとしても、どのみちオレにぶっ飛ばされて、怪我して病院送りになっただろうから、どうなってもお前は病院送りだったってことだな。病院に愛された男ライアンよ、しっかり療養してくれよ! オレはいつだってOKだぜ!」と語っている。 ガルシアは、今年4月に行われたボクシングのWBCスーパーライト級タイトルマッチの前日計量でリミット(63.5キロ)を約1.45キロも超過。試合に勝利したものの、その後にドーピング違反が判明し約1年間の出場停止処分を受けるなど、ボクシング界の“問題児”として知られている。 安保は今年7月の「超RIZIN.3」ではボクシング世界8階級制覇のマニー・パッキャオと対戦し引き分けに持ち込むなど善戦。左ボディー被弾させるなど、レジェンドをぐらつかせたボクシングスキルには注目が集まっている。
ENCOUNT編集部