市長のパワハラ・セクハラ認定の報告書可決 市長は「働きやすい職場をつくる」と辞任を否定 福岡・宮若市
RKB毎日放送
福岡県宮若市の塩川秀敏市長の職員に対する言動が「パワハラにあたる」とする調査報告書が20日、市議会で可決されました。 【写真で見る】20日に開かれた宮若市議会 塩川市長のパワハラ問題に関する百条委員会 塩川市長は「働きやすい職場をつくる」として、辞任しない考えを示しています。 宮若市議会では20日、塩川市長のパワハラ問題に関する百条委員会の調査報告書が提出され賛成多数で可決されました。 (関係者提供動画でのやりとり) 福岡県宮若市・塩川秀敏市長「運転手やったら自分のスマホ見るんか」 宮若市職員「すみません」 福岡県宮若市・塩川秀敏市長「すみませんですむか!」 報告書では、職員に対する市長の言動のうち公用車の運転手への発言など7件をパワハラ、1件をセクハラと認定し、「身の処し方、今後の行動について考えるべき」としています。 これに対し、塩川市長は20日、改めて謝罪したうえで、辞任する考えがないことを明らかにしました。 福岡県宮若市・塩川秀敏市長「認識が非常に浅かったと反省している。働きやすい職場環境を作っていたくために、自分自身を変えながら努力していく」 塩川市長は、ハラスメント防止に向けた条例の制定を検討するとしています。
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