「パラクライミング」日本代表の高校生 原動力は双子の姉の存在「負けたくない」
■「双子の姉に負けたくない」 互いの存在が原動力 真音衣さんには、トレーナーのほかにも大きな存在がいます。 真音衣さんと一緒にクライミングの練習をする双子の姉・天花(てんか)さんです。 真音衣さんの姉 二橋 天花さん 「私が普段ちゃんとしてっていわれてることをし忘れるタイプなのでそれを怒られます」 二橋 真音衣さん「忘れっぽい」 アーチェリーをしていた小学生の頃から同じ競技に打ち込んでいて、今でもお互いの存在が原動力になっているといいます。 パラクライミング日本代表 二橋 真音衣さん 「ボルダリングではライバルみたいな。自分よりもちょっと動きが上手いんで教えてもらったりははしています。やるからには負けたくない」 二橋 天花さん 「一つの目標に向かって私はそういうのすぐ諦めちゃったりとかマイナスのことを思いがちなんですけど、そういうことを言わずに練習とかもずっと励んで努力しているところが尊敬できるところです」 ■母「諦めないで努力 結果につながった」 母親の加奈子さんも真音衣さんの絶え間ない努力が結果に結びついていると話します。 母・二橋 加奈子さん 「障害があるからなのかずっと諦めないで努力するというのはずっと小さい頃からしているので、そこがパラクライミングにもつながっているんだと思います。アーチェリーの時もお姉ちゃんよりも練習してるし、勉強もおねえちゃんよりしているんですけど、やっぱり障害があることで、実際結果としては結びついていなかったんですけど、パラクライミングを始めて、日本代表になってやっと結果に結びついたので本人としては障害があってもよかったみたいなことを言ってくれたので・・・」 ■パラで「1位を取りたい」 パラクライミングは、4年後に開催されるロスパラリンピックの追加競技に選ばれました。 夢の舞台を目指して、真音衣さんの挑戦は続きます。 パラクライミング日本代表 二橋 真音衣さん 「まずは日本代表で1位になって、ワールドカップでもメダルを取れるようになってから上を目指していきたいと思います。パラリンピックに出られるなら出て1位を取りたいと思っています」
RKB毎日放送