【図解】世界の主な原子力関連施設のトリチウムの液体放出量(年間)
福島第一原発の事故で発生した放射性物質を含む汚染水は、多核種除去設備(ALPS)などを使って大部分の放射性物質が除去され、タンクに貯蔵されています。 ただし、「トリチウム」と呼ばれる放射性物質については取り除くことができません。トリチウム以外の放射性物質を規制基準以下まで取り除いたものを「ALPS処理水」と呼びます。 政府はトリチウムについても安全基準を十分に満たすよう、処分する前に海水で大幅に薄めるとしています。 トリチウムは国内外の原子力施設でも、国や地域ごとの法令を遵守したうえで、液体廃棄物として海洋や河川などに放出されています。 世界の主な原子力関連施設のトリチウムの液体放出量 (年間)を図解にまとめました。
※この記事、図解は経済産業省の情報を基にYahoo!ニュースが制作したものです。