佐々木麟太郎（AP)

　大リーグ公式サイトが3日（日本時間4日）、花巻東高（岩手）から米スタンフォード大に進学予定で、若手選手の登竜門「MLBドラフトリーグ」に参加中の佐々木麟太郎内野手（19）の特集記事を掲載した。 【写真あり】デコピンをかわいがる大谷翔平先輩のように犬とともに笑顔を見せる佐々木麟太郎 　同サイトは「トレントン・サンダーでMLBドラフトリーグに旋風を巻き起こしている佐々木麟太郎。彼は火曜日、MLBが新たな歴史を刻む中、これまでで最大のヒットを放った」とし、同リーグ2年半の歴史で5投手の継投による初の無安打無得点試合で4号満塁本塁打を放った活躍を伝えた。 　同サイトはまた「この19歳は、1位指名が予想されていたNPBドラフトを見送り、スタンフォード大学に入学するという記念すべき決断をした。佐々木は来シーズンからスタンフォード大学でプレーし、2026年のMLBドラフトに指名される可能性がある」と佐々木のこれまでの経緯を伝えた。 　これまで一塁やDHとして出場を続けてきた佐々木はこの日のフレデリック・キーズ戦で初めて三塁手として先発出場。2番打者として3打数無安打2三振、1四球に終わった。ここまで18試合に出場して打率.267はリーグ23位、本塁打はリーグトップに1本差の4本塁打、15打点はリーグ4位タイ、OPS.929はリーグ3位の成績を残している。