親子代々で訪れるお客さんも…クリスマスへの想いがあふれる創業66年のおもちゃ屋さん 札幌市西区
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■子ども: 「これがいい」 札幌市西区に、古くから地域の人たちに愛されてきたおもちゃ屋さんがあります。 創業66年、「おもちゃの平野」です。 ■おもちゃの平野 平野裕康店長(53): Q.1年のうちで今が一番忙しい? 「そうですね、ここからお正月まではずっと忙しい時期。こっちの気合もそうだけどお客様の熱量もひしひしとわかっちゃうので。」 ■父親: 「サンタさんにもらうもの探しにきたもんな。」 ■子ども: 「決まった。」 ■父親: 「どれにする?」 ■子ども: 「違うやつにする、これにする。」 ■おもちゃの平野 平野裕康店長(53): 「(昔は)もう、想像を絶する忙しさ。通路を歩くのも大変なぐらい人がたくさんいて。うちのお店よりも全然先輩のおもちゃ屋さんもたくさんありました。1軒やめ、2軒やめ振り向けばほとんどいなくて。」 街のおもちゃ屋さんに押し寄せる少子化の波。 「いらっしゃいませ」 それでもこのお店には、親子代々で訪れるお客さんが多いんだそうです。 ■母親: 「サンタさんに何もらうの?」 ■子ども: 「悩み中」 ■母親: 「昔からあって小さい頃から結構来ている。(お店は)いい意味で変わらない。」 ■客: 「30年(通っている)」 Q.どれくらいの頻度で来ている? 「最近はそんなに来てなかったんですけど、週に1回とか。」 ■客: 「(3歳のおいへのプレゼント選びは)楽しいですね。自分も小さい頃ミニカーが好きだったので選ぶ側の立場になるのはこんな感じなんだなと思って。」 ■おもちゃの平野 平野裕康店長(53): 「ネットで買ったらラッピングもしないでものが来たりするでしょう。クリスマスの包装って破くのが楽しいんだよね。それが欲しいものだったらわーいってなる。そこは昔も今も変わらず楽しいんだろうなって。」 時代は変わっても、ここには今も昔も変わらないクリスマスへの想いがあふれています。
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