28日、30日のライブ中止を発表していたロックバンド・くるりのボーカルでギターの岸田繁さん（48）が、新型コロナウイルスに感染したことを29日、自身の公式Xで明かしました。 【画像】くるり、地元でフェス「１００年続けたい」 くるりは28日、「現在、出演予定メンバーに体調不良の症状が出ており、以下公演の実施が困難な為、やむなく中止とさせていただきます」と、28日の仙台公演と、30日の山形公演を中止することを発表していました。 岸田さんは自身の公式Xで「仙台公演当日に医療機関にてPCR検査していただいたところ、新型コロナウイルス陽性反応が出ました」と発表。現在は、回復に向けて療養に努めているということです。

【岸田繁さんのコメント全文は以下】

皆様へ この度のくるりライブハウスツアー公演を楽しみにしてくださっている皆様には、心から感謝申し上げます。そして、仙台、山形両公演へお越しになるはずだった皆さまに、このようなお知らせをすることになってしまい、大変心苦しく思っております。 実は、ツアー中に私自身が新型コロナウイルスに感染してしまい、一昨日から症状が出始め、仙台公演当日に医療機関にてPCR検査していただいたところ、新型コロナウイルス陽性反応が出ました。感染リスクを最小限に抑え、お客様やスタッフの皆様の安全を最優先に考え、断腸の思いで2公演を中止する決断をいたしました。 この決断は非常に難しく、皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。しかしながら、健康と安全を最優先に考えることが、今後も皆様に最高のパフォーマンスを提供するための最良の方法であると判断いたしました。 また、同行しているメンバーやスタッフにつきましても、関係者全員が安全に次の仕事に向かえるよう、厳重な感染防止対策を徹底しております。 現在、回復に向けて全力で療養に努めております。体調が回復次第、改めてツアーを再開し、皆様にお会いできる日を心待ちにしております。代替公演の予定やチケットの払い戻しについては、追って公式HPにてご案内いたしますので、どうぞご確認ください。 皆様のご理解とご支援に心から感謝申し上げます。 心より感謝を込めて。 岸田繁