河村勇輝 絶品ノールックパスなど9Aも…FG全て失敗でフリースロー4得点のみ チームは接戦で敗れる
◇NBA Gリーグ ハッスル108ー109ブルー(2024年11月26日) NBAグリズリーズ下部組織メンフィス・ハッスルの河村勇輝(23)が、26日(日本時間27日)のオクラホマシティー・ブルー戦で先発出場。“絶品”ノールックパスを含めて8アシストをマークしたが、FGは8本全て失敗で得点はフリースローの4得点のみに終わった。チームは接戦で競り負けた。 Gリーグ2戦目となった20日(同21日)のオセオラ・マジック戦では、3本の3Pシュートを含む15得点16アシストで渡米後初のダブルダブルを達成する大活躍を見せた。その後は、グリズリーズに同行して25日(同26日)の本拠地ブレイザーズ戦では、ファンから“We want YUKI”(ユウキを出せ!)の大合唱が起こる中で最終クオーターに途中出場。1アシストをマークした。 Gリーグでは3戦連続スタメン出場となったこの試合。第1Qは残り9分49秒から味方の3Pシュートを2連続アシストした。残り6分43秒には激しいディフェンスからスティールを決めて、味方のレイアップシュートをアシスト。残り6分20秒には味方のダンクも演出した。 残り4分43秒ではトップからドライブインして味方へのノールックバックビハインドパスには現地実況も大興奮。残り4分22秒に6つ目のアシストを決めて残り3分26秒で一旦ベンチに下がった。 第2Qはベンチスタート。残り8分21秒から途中出場すると、残り5分39秒にハーフコート付近からゴール下の味方へロングパスを出してこのクオーター初アシストを決めた。 第3Qはスタートから出場。残り9分34秒に速攻からバウンズパスで味方のダンクシュートを演出して後半初アシストを記録した。残り5分23秒で一旦ベンチに下がった。 最終クオーターはベンチスタート。残り11分17秒から途中出場した。残り2分24秒にアシストを決めると、残り2分7秒で相手の反則を誘ってフリースローを決めてこの試合初得点を記録した。その後も残り31秒でフリースローで得点を重ねた。 この試合は34分47秒出場して9アシストをマーク。しかしシュートは4本の3Pシュートを含む8本試投しながらも全て失敗。得点はフリースローの4得点のみに終わった。 チームは第1Q終了時点で12点リードしながらも、逆転を許して前半46ー62と16点ビハインドで前半を折り返した。その後、接戦に持ち込んだが、競り負けて敗戦した。 ハッスルの次戦は、日本時間30日深夜の2時からのバーミンガム・スクアドロン戦となる。