「イカ天」出身バンド「宮尾すすむと日本の社長」宮尾益実さん、10月16日に死去していた
ロックバンド「宮尾すすむと日本の社長」のキーボード・宮尾益実さんが、今年10月16日に死去していたことが分かった。20日、バンドの公式ホームページで公表された。 「宮尾すすむと日本の社長 一同」の名義で文書が公開され、「2024年10月16日、キーボードの宮尾益実くんがご自宅にて永眠された事をここにお伝え致します」とした。死因は明らかにされておらず「急逝であったため、ご家族も我々も大変動揺しておりましたが、四十九日も過ぎ多少の落ち着きを取り戻しております」と報告している。 今年7月には宮尾さんも参加したワンマンライブを開催した。「ここ5年ほどはあまり一緒にやれていなかったのですが、今年の7月に宮尾くんから声をかけてくれて一緒にライブをできた事は、今にして思えば奇跡的な事であり、本当に良かったなと思っております」と振り返った。葬儀にはボーカルの黒沢伸が参加したという。 ファンに向けては「皆さまにおかれましても、突然の事に動揺されるとも思いますが、どうかあまり気を落とさずに彼のキーボードや歌声に想いを馳せていただければ、本人も向こうで大変喜んでくれることと思います。人間いつ何が起きるかは本当にわからないものだ と日々実感させられる昨今ですが、だからこそ1日1日を大事にして生きて行きたいと 改めて思うばかりです。今のところお別れの会などは、考えておりませんが何かあればまた別途連絡致します」と呼びかけている。 「宮尾すすむと日本の社長」は早大の音楽サークルのメンバーで結成。80年代後半からのバンドブームをリードした伝説のバンドオーディション番組「平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国」(通称「イカ天」=TBS系)で、10代目イカ天キングになり、メジャーデビューした。
報知新聞社