安東弘樹 「24時間テレビ」の募金着服問題に言及 「水卜さん個人に責任があるわけではないので…」
元TBSアナウンサーでフリーの安東弘樹(56)が20日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演。「24時間テレビ」の募金着服問題について持論を語った。 日本テレビで毎年放送されている「24時間テレビ」は1978年の第1回からチャリティー募金を呼び掛け、集まった寄付金は46年間で総額433億64万3146円。多岐にわたるチャリティー活動を長年続ける中で、昨年11月、公益社団法人「24時間テレビチャリティー委員会」の1社で寄付金の着服が発覚した。 この問題を受け、同番組の総合司会を昨年に引き続き務める同局の水卜麻美アナウンサーは「皆様からの信頼を裏切ってしまう行為です。改めて心よりお詫びいたします」と謝罪。「皆様が作ってくれた24時間テレビを続けたいです。24時間テレビで信頼を取り戻せるよう、必死に考えて伝えてまいりたいと思っています」と思いを伝えた。 この一件を番組内で取り上げた際、安東は「水卜さんはもちろん24時間テレビの顔ということもあり、日本テレビの信頼も厚いということで謝罪したと思うんです。でも僕もアナウンサーをやっていて、水卜さん個人に責任があるわけではないので余計、日本テレビさんとしてほんとはもうちょっと謝り方もあるんじゃないかなと思ってしまいます」と切り出した。 続けて募金について「インターネットのない時代は小さいお子さんが貯金箱を持ってテレビでアピールするという意味合いがあったと思う。でも今は自分が支援したいところに具体的にできる時代。漠然とお金を差し出して後は日本テレビさんお願いしますっていう時代ではもうなくなってきてるのかなと思います」と時代の変化とともに募金方法も変化していると指摘。 そのうえで「24時テレビそのものを否定するわけではないですけど、やっぱりそういう意味でアップデートしていく必要があると思いますし、アップデートしていなかったからこそ今回のように1社着服したみたいなことになる」と言及した。