大学男女混合駅伝に拓大・不破聖衣来がエントリー 北川星瑠、保坂晴子、後田築ら実力者そろう
第4回全国招待大学対校男女混合駅伝が2月18日、ヤンマースタジアム長居及び長居公園内特設コースにて6区間20km(3km、2km、5km、3km、2km、5km)で行われる。 第4回全国招待大学対校男女混合駅伝 出場チーム一覧をチェック! 同大会は2021年に大学駅伝では国内初の男女混合レースとしてスタート。第1回、第2回と順大が連覇を果たし、前回は日体大が初優勝を飾っている。 前回から1校増の20チームがエントリーしたが、そのうち神戸学大は15日付で出場を辞退。19チームが参加する。 注目は前回覇者の日体大。女子は21年日本インカレ1500m優勝の保坂晴子(4年)、22年日本インカレ1500m2位、5000m3位の尾方唯莉(3年)とダブルエースが強力で、男子も5000m13分50秒73の漆畑徳輝(4年)、同13分56秒66の平島龍斗(2年)とスピードランナーを擁する。 対抗筆頭は、この大会で第1回から2連覇して前回は4位だった順大だ。男子は海老澤憲伸、服部壮馬(ともに3年)、大野聖登(1年)と5000m13分台ランナーが3人そろい、後田築(1年)は昨年の日本インカレ1500m優勝者。大野は22年のインターハイ800m・1500m2冠の実績を誇る。女子も前回4区区間賞の小暮真緒(3年)を中心に実力者が脇を固め、王座返り咲きを狙う。 関西勢では前回2位の関大が今回も強力布陣。男子は前回1区2位の谷村恒晟(2年)、女子は前回6区で区間賞(区間新)を獲得した磯野美空(4年)、全日本大学女子駅伝1区3位と好走した前田彩花(1年)が軸となる。男子は出雲駅伝で関西勢トップの11位、女子は全日本大学女子駅伝で2年連続シード権獲得となる7位と勢いづいており、その実力を発揮できるか。 その他にも注目選手が目白押し。女子では10000mで30分45秒21の学生記録(日本歴代3位)を持つ不破聖衣来(拓大3)がエントリー。昨年は一度もレースに出場していないため、その動向が注目される。また、ハーフマラソンでワールドユニバーシティゲームズの金メダリストである北川星瑠(大阪芸大4)は関西学連選抜チームの一員として登録されている。 1区間の距離が短いだけに、1人のエースの力だけでは上位進出は難しい。序盤から先頭争いに加わり、ミスのない継走を実現できたチームに栄光が待っている。 また、「国立大学 東西四大学対抗戦」も同時開催され、大阪大、京大、一橋大、東大の4チームが出場する。 スタートは12時10分。大会の模様は関西テレビで生中継されるほか、Tverでライブ配信される。 4代目チャンピオンに輝くのはどの大学か。
月陸編集部