学校で児童生徒など46人が「ヒスタミン食中毒」カジキ切り身の常温解凍や下処理に2時間ほどかかったことで急激にヒスタミンが生成か
信越放送
給食を食べた白馬村の児童や生徒がヒスタミンによる食中毒になった問題で、カジキの切り身を常温解凍する下処理に2時間ほどかかったことで、細菌が増殖し急激にヒスタミンが生成されたと見られることがわかりました。 【写真を見る】学校で児童生徒など46人が「ヒスタミン食中毒」カジキ切り身の常温解凍や下処理に2時間ほどかかったことで急激にヒスタミンが生成か 白馬村では4日、1つの中学校と2つ小学校で、給食を食べた411人のうち児童や生徒・職員46人に発疹や頭痛などの症状がでました。 県の大町保健所が検査したところ、給食で出されたカジキのフライからヒスタミンが検出されました。 大町保健所はヒスタミン中毒と断定し、「白馬村学校給食センター」を10日まで2日間食事の供給停止としました。 保健所などによりますと、カジキの切り身を常温解凍や下処理をするのに2時間ほどの時間が掛かっていて、温度管理が適切に行われなかったことで細菌が増殖しヒスタミンが急激に生成されたとみられることがわかりました。 給食センターでは再発防止のため衛生管理の研修会を実施、調理場で手順などの確認などを行っています。
信越放送
【関連記事】
- 「こんな国に産んでごめんね…」「こんな腐った世の中を見せずにすんで良かった…」ともに我が子を事故で亡くした母親が残した言葉…親が調べて検察を動かし中3死亡事故は最高裁の判断へ、変わらない交通事故初動捜査の問題点
- 「極刑にしてほしい…」涙で声を震わせ妻の母親が証言「娘の苦しさを味わわせたい…」【現職県議の妻殺害事件】「本当に辛かった…なんでこんなことに、頭が真っ白に」娘を失った母が怒りの訴え
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 県幹部など招き「マツタケ狩り」過去には国会議員も参加…「ビニール袋に入れて持って帰ってもらった時も…」規格外品はお土産に、30年来にわたって村有林で…今後の実施は見送り
- 「結婚するつもりだよ、幸せにする自信がある…」SNSやり取り公開「結婚を迫られた…」元交際相手が証言「話を聞いてくれないとストーカーになりそうだ…」と一方的に…【現職県議の妻殺害事件】