知人の顔殴り車に乗せ、カード奪い24万円引き出し…19歳「特定少年」逮捕監禁・強盗致傷などの罪で起訴
知人(当時10歳代)を殴り現金を奪ったなどとして少年ら6人が逮捕された事件で、長崎地検は、このうち長崎市の会社員の少年(19歳)を逮捕監禁、強盗致傷などの罪で長崎地裁に起訴した。昨年12月27日付。 【写真】長崎地方検察庁
起訴状では、少年は他の5人と共謀し、同年9月14日、同市内の倉庫で知人の少年の顔を殴るなどして車に無理やり乗せて移動。現金約2000円とキャッシュカードを奪い、カードで約24万円を引き出したなどとしている。
長崎地検は同12月5日、少年を長崎家裁に送致。その後、検察官送致(逆送)された。同地検は同月20日、同様に逆送された無職少年3人(いずれも19歳)を長崎地裁に起訴している。
2022年4月施行の改正少年法では18、19歳の「特定少年」について起訴後の実名報道を可能としており、同地検は少年の実名を公表した。
読売新聞はこれまでの取材を踏まえ、現時点では起訴された少年を匿名としました。