8月の熱中症搬送、3万人超 23都府県で43人死亡
総務省消防庁は18日、熱中症により8月に救急搬送された人は、全国で3万2806人だったと発表した。猛暑が続く一方、台風10号の影響で悪天候の日も多く、昨年同月より2029人減少した。23都府県で計43人の死亡が確認された。 今後も数日間は残暑が続く見通しで、消防庁はエアコンの適切な使用や小まめな水分補給、帽子の着用などを呼びかけている。 3週間以上の入院が必要な重症者は708人、短期入院が必要な中等症は1万615人。年齢別では65歳以上の高齢者が1万8703人で6割近くを占めた。 都道府県別では東京が2439人で最も多く、大阪2406人、愛知2136人と続いた。