<高見沢俊彦>新幹線もアニメも好き 「シンカリオン」豪華コラボに「光栄です、最高」
高見沢さんは、アニメやマンガも大好きだ。
「最近だと『ルックバック』を見ました。毎月コミックのコラムを書いていますがそこでも紹介しましたし、映像化されたら真っ先に見ようと思っていたので、期待通りの出来で感動しました。改めて素晴らしい作品だなって思いましたね。『ぼっち・ざ・ろっく!』も、見ましたよ。リアルなバンド物語がいいよね。僕も人付き合いがそんなに得意な方ではないのでいろいろ共感するところがありました。日本のアニメとコミックは本当に素晴らしいカルチャーだと思います。だから自分のアンテナに引っかかった作品は、すぐにチェックしますね。今までアニメの主題歌も結構やってきたんですよ。最初は『SF新世紀レンズマン』で、その後も『フィギュア17 つばさ&ヒカル』に『宇宙戦艦ヤマト 復活編』などいろいろ手がけましたよ。アニメやコミックには音楽と同じように人の心を癒やす力がありますね。」
◇シンカリオンギター制作
新幹線もアニメも好きな高見沢さんは「シンカリオン」について「大好きです、最高です」と語る。
「『シンカリオン』の世界観は今の時代にすごくぴったり合っていますし、子供も大人も楽しめる作品だと思います。今回エンディングテーマを任されましたが、とにかく自分たちの武器であるコーラスが際立つ作品になったと思いますね」
「KO. DA. MA.」には、そんな高見沢さんの思いが込められている。
「未来を生きていく子供たちに向けて、思いを込めたところもあります。僕の場合、タイパをあんまり気にしていません。この曲にはイントロが必要だし、ギターソロも必要なので弾いています。流行に合わせる気はありませんねと。僕にとってギターソロがない曲って、卵かけご飯に肝心のタマゴがないようなものですよ。70年代ロックの洗礼を受けた身としては、ギターソロは外せないのです」
「シンカリオン」をモチーフにしたギターも制作した。