【マイルCS】「京都コース問題ない」英国馬チャリンのムーア騎手/一問一答
マイルCS(G1、芝1600メートル)は17日、京都競馬場で発走する。英国から参戦するチャリン(牡4、R・ヴェリアン)が13日、京都競馬場で最終追い切りと公式会見を行った。騎乗するムーア騎手(41=英国)の一問一答は以下の通り。 -追い切りの感触は 指示通りに追い切りに騎乗したが、最後の400メートルはよく伸びていたし、速い馬場やコース形態なども上手にこなしていた。調教自体はハードではなくて微調整。馬のフィーリングをつかむ感じ。コーナリングもよくて、息が入るのも早かった。仕上がりは非常にいい。今年のチャリンは非常にハイレベルで印象的だったし、トップコンディションでレースに臨めそうです。 -時計が速い馬場はチャリンにどう影響するか 特に問題ない。彼はアスコット競馬場で速い馬場でも勝っている。 -海外馬初勝利がかかる。どんな気持ちで臨むか たくさんマイルCSに騎乗したことがあるので、レースに勝つ難しさを知っている。長距離輸送をこなすことは大変なことだが、チャリンは馬格があって、かつ速く走ることもできる。レースに勝てるだけの力があると思う。 -ライバルとなる日本馬の印象は 昨年のマイルCS1、2着のナミュール、ソウルラッシュ。そしてブレイディヴェーグは休み明けだったけど、内容が良かった。 -チャリンにとっては今回が引退レースとなる このような大きな成功を収めたシーズンに日本のマイルCSに挑戦するのはすばらしいこと。このような馬とともにレースに臨めるのはとてもうれしい。 -京都コースへの印象は 今朝の調教でも坂を含めてコーナリングをうまくこなしていた。ロンシャンは下りながら直線に向かうので京都に近い。京都コースに関しては問題ない。チャリンはよく走る馬で自分のすべきことを理解し、それを全うするとてもプロフェッショナルな馬。あとは日本のレースや馬場に勝つだけの適性があることを願っている。