国の重要文化財・江川邸で、大みそか恒例の正月飾りつけ 新年を迎える準備を整える 静岡・伊豆の国市
静岡県伊豆の国市にある国の重要文化財・江川邸で、大みそか恒例の正月飾りつけが行われました。 1600年ごろに建てられた江川邸。 韮山代官を勤めた江川家では、江戸時代から大みそかに正月飾り付けを行う風習が伝わります。 江川家に縁のある地元の人15人が集まり、長さ5メートルほどの竹竿にしめ縄を付け、縁起物のユズリハやダイダイなどのお飾りを取り付けました。 そして松や竹、梅の枝を付けた手作りの門松や、お飾りを玄関や表門など邸内に飾りつけ、あすの新年を迎える準備を整えました。 江川文庫・宇田嘉隆統括主任「これでやっと新しい年を迎えられます。皆さんだいぶお年を召されてきているので、伝統を引き継ぐのは大変な事だと思っております」 江川邸は大みそかと元日は休館で、1月2日から開館しています。