小泉孝太郎 子供の頃に父・純一郎氏から「凄く言われた」教えとは 「いろんな写真を見せてくれて…」
俳優の小泉孝太郎(46)が6日、TBS「世界くらべてみたら」(水曜後7・00)にゲスト出演。元内閣総理大臣の父・小泉純一郎氏(82)の“教え”を明かした。 【写真】2008年、父の講演会で出馬表明した次男・小泉進次郎氏(左)は、父・小泉純一郎元首相に深々と頭を下げる この日の放送は「アナタが知っている日本語は?」という人気企画。コスタリカとコートジボワールの小学校を番組スタッフが訪れ、現地の子供たちだけでなく街の人々にも知っている日本語を聞きながら、その国の教育や文化を深掘りした。 コスタリカでは「選挙」について小学校1年生から学び、大統領選でも模擬選挙を学内で行うという。その影響もあってか、子供たちは自身が政治家になったらどのような政策を掲げるか皆がそれぞれの意見や考えをはっきりと持っており、スタジオは驚きの声であふれた。 コートジボワールでは子供たちの教育への意識が高く、先生が会議で不在の時は学級委員が代わりに授業を行う。また2時間あるお昼休みには、給食がないため学内で軽食を買ったり、市場や街で食事を買いながら、食事後は親の仕事の手伝いをする子供たちの姿が映し出された。同国の義務教育は小学校6年間、中学校4年間だが、中には生活のために義務教育の途中で学校をやめる生徒も少なくないという。 2001年から06年まで第87・88・89代内閣総理大臣を務めた父と、弟は自民党の小泉進次郎衆議院議員という小泉家。2カ国のVTRを見た孝太郎は「今のこの…じゃあ、僕が小学校の時だったら“この当たり前の生活が常識じゃないんだぞ”っていうのは、僕は父が現役(の政治家)だったんで、よくいろんな写真を見せてくれて“今、カンボジアではこんなことが起きている”とか“世界ではこんな紛争があって、家がない子供たちがいるんだ”“家があるっていうのを…親がいる、家があるっていうのを当たり前に思うんじゃない”っていうのは凄く言われました」と父から子供の時に受けた言葉、教えを明かした。 続けて「いかに(自分たちや日本人が)幸せか…っていうのは(父の言葉が記憶として)残っています。自分は当たり前だと思っているが“あっ、そうじゃないんだ”っていうのを子供の頃から知ることは凄く大事なことかもしれないですね」と真剣な表情で語った。