岸和田市長の不信任可決 責任重大と議会、解散示唆
大阪府岸和田市議会は20日午前の本会議で、女性との不倫を認めた永野耕平市長に対する不信任決議を可決した。決議は、市政混乱を招き「責任は重大だ」と指摘した。定数24のうち計20人が賛成。10日以内に議会を解散しなければ失職する。永野氏は解散する可能性を示唆している。本会議は欠席した。 永野氏は、性的関係を強要されたとして女性に訴訟を起こされ、その後和解。不倫関係にあったとして謝罪し、政治団体・大阪維新の会を離党した一方、市長職は続けると明言していた。 市議会での説明が納得できないとして各会派は永野氏に議会を欠席するよう要求。永野氏は姿を見せていなかった。