ホワイトチョコレートは「どうして白いの?」「カカオを使ってないの?」
日常の気になる疑問を解決!ホワイトチョコレートはどうして白いの?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。 【写真】トッピングが…!かつて話題になった「チョコラーメン」「チョコ焼きそば」
知って楽しい!おもしろ雑学
Q.ホワイトチョコレートはどうして白いの? A.カカオ豆に含まれている「ココアの黒い成分」が入っていないからです。(チョコレート専門家 チョコレートくん) 2月14日はバレンタイン。デパートの催事場などには多種多様なチョコレートが並ぶが、ここでふと疑問が。 ミルクやビター味のチョコレートよりも、甘みが強くてマイルドな風味の「ホワイトチョコレート」は、どうして白い色をしているのだろう。カカオ豆を使用していないの? 「よく誤解をされるのですが、ホワイトチョコレートにも、カカオ豆は使われています。ただ、カカオ豆から抽出される黒色の『ココア』の成分が入っておらず、そこにさらに白色の全粉乳を入れて作るので、色が白く仕上がるんです」 と教えてくれたのは、チョコレート専門家のチョコレートくんだ。 「カカオ豆はチョコレートになるまでに、たくさんの加工をされます。ホワイトチョコレートの主成分は、カカオ豆をすりつぶしてできるドロドロになったカカオマスという状態から、搾油機という機械で圧をかけて搾り出された『カカオバター』という油分なんです」(チョコレートくん、以下同) 搾油機で搾り出されたときに出る粉状のものが「ココア」。そのココアに、酸味を減らす処理をすると、牛乳で割って飲む、私たちのよく知るココアになるそう。 「ココアの黒い成分が抜けたココアバターの色は黄色っぽく、そこに白砂糖と全粉乳を入れることで、白いホワイトチョコレートはできます。 いちごや抹茶味のチョコレートは、このホワイトチョコレートにそれぞれの味のパウダーを混ぜて作ることが多いです」