林官房長官、共同通信の誤報に「極めて遺憾。説明求める」生稲外務政務官、靖国参拝の事実なし
林芳正官房長官が26日、定例の記者会見を行い、共同通信が生稲晃子外務政務官について誤った報道をし、謝罪したことに「極めて遺憾。政府として事実関係や経緯の説明を求める予定」と述べた。 【映像】共同通信の誤報に触れる林官房長官 共同通信は25日夕方、生稲政務官が2022年8月、靖国神社に参拝をしていたという当時の報道について、誤っていたと発表。生稲氏をはじめ関係者に対して謝罪と再発防止の徹底などの内容で、訂正記事を出した。林官房長官は「事実に基づかない報道がなされたこと、また佐渡の金山追悼式について、そうした誤った報道が混乱を生ぜしめたと認識しており、極めて遺憾。政府として共同通信に対し事実関係や経緯の説明を求める予定だ」とした。 韓国は24日に開催された佐渡島の金山の朝鮮半島出身者を含む労働者のための追悼式への出席を見送り、25日に独自の追悼行事を開催。韓国外務省は、追悼式への不参加は諸般の事情だと発表。韓国側の説明は、不参加の理由が靖国問題だけでなく、追悼行事の在り方への不満とも見られている。林官房長官は「韓国側の説明について、我が国としてコメントする立場にはない」とした上で「現下の戦略環境のもと、日韓が緊密に連携していくことは双方の利益にとって重要。日韓間には難しい問題もあるが、引き続き緊密に意思疎通をしていく」と述べた。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部