市川染五郎、「若手歌舞伎俳優の登竜門」初出演!大役に「父から『先を越されちゃった』」
「松竹創業百三十周年 新春浅草歌舞伎」記者会見が11日、都内で行われ、初出演となった歌舞伎俳優・松本白鸚(82)の孫で、松本幸四郎(51)の息子である市川染五郎(19)が登壇し、舞台にかける思いなどを話した。 【画像】市川染五郎、「若手歌舞伎俳優の登竜門」初出演!大役に「父から『先を越されちゃった』」 同舞台の出演については「ここ数年、毎年1月は歌舞伎座で祖父と父と三代そろっての舞台が続いておりました。祖父の年齢的なことを考えると、祖父と一緒の舞台に立ちたいという思いがあったので、そこから離れるのはすごく悩みました。自分の中で即決は正直できなかった」と率直な思いを告白。 それでも「若手のお兄さん方の中に入らせていただくことがなかったので、どちらも貴重な機会ですし、新しい所に飛び込んでみようと思いました」と決意した経緯を語った。 また染五郎は「絵本太功記」で武智光秀役という大役を務める。「祖父に教わることになりました。祖父から教えを受けられるのは楽しみです」と喜び、「父は俳優祭で1度だけしかやったことがない役なので、父からは『先を越されちゃった』と言われました(笑)。少し悔しそうでしたけど、父も張り切って教えてくれるようです」と明かした。
テレビ朝日