【DeNA】ドラフト1位・度会隆輝が新人選手では球団初の満塁弾 初の「8番・右翼」で3安打猛打賞
◆JERA セ・リーグ DeNA7―2巨人(26日・横浜) DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(ENEOS)が初の「8番・右翼」で先発出場。試合前まで14打席連続無安打と不調に陥っていたが、8回には新人選手では球団初となる満塁弾を放つなど4打数3安打3打点と快音を取り戻した。 3―2の8回2死満塁。巨人・高梨の甘く入った129キロスライダーを完璧に捉えた。ぐんぐんと伸びた打球は青く染まった右翼席へ一直線。開幕2戦連発弾と同じ軌道の一発が繰り出し「めちゃくちゃうれしいです」とダイヤモンドを一周。満面の笑みでベンチで待ち構えていた京田と抱擁を交わした。 両軍無得点の2回2死では、試合前までの対戦成績は打率6割6分7厘と好相性の巨人・戸郷の投じた132キロのフォークを左前に運んだ。1―1の5回先頭では126キロのスライダーを捉え右前打に。広角に打ち分け自身のスイングを取り戻し「(試合の大事な場面で)度会なら安心して見ていられる、とチームの方含めファンの方に思ってもらえる選手になれるように頑張ります」と表情を引き締めた。
報知新聞社