その理由は?『タイタニック』俳優、レオナルド・ディカプリオとの最後のキスシーンは「悪夢だった」と語る
大ヒット映画『タイタニック』のローズ(ケイト・ウィンスレット)とジャック(レオナルド・ディカプリオ)のファーストキスのシーンほど、映画史上に残る名シーンはあまりない。夕日をバックに「ジャック、私は飛んでいるわ」と言うローズの唇をジャックが奪うシーンは号泣ものだ。 【写真&動画】『タイタニック』ケイト・ウィンスレットが「悪夢だった」と振り返る、レオナルド・ディカプリオとのキスシーン が、実際のところ、あの瞬間は映画で見るほどロマンティックではなかった。『Vanity Fair』とのインタビューで、ケイトはあのシーンの撮影は「悪夢」だったと明かしている。ヘア&メイクアップのチームが現場にいなかったので、ケイトは自分でブラシやスポンジを用意しなければならず、彼女とレオはお互いの顔に絶えずファウンデーションを塗っていたという。 「レオは全く素顔に見えるのでわからないでしょうけれど、実は日焼け用ベッドに寝なきゃいけなかったし、フェイクタンをたくさんつけていたの」とケイト。「だから私は、彼のメイクアップ用のブラシやスポンジを片方のポケットに、反対側には自分のコスメやブラシ、スポンジをと、あちこちに隠し持っていた。で、テイクの合間に私が2人分のメイク直しをしていたの」
キスシーンの話に戻ると、ケイトは「彼はかなりの夢想家よね?世界中の若い女性がレオナルド・ディカプリオにキスされたくなるのも当然よ。でも、全く褒められたものじゃなかったの」と言って次のように説明した。「私たちは何度もキスシーンを繰り返した。私はかなり青白いメイクをしていて、テイクの合間に2人のメイクをチェックしなければならなかった。で、何度もキスを繰り返すうちに彼のメイクが取れてきて、しまいに私はまるでキャラメルチョコレートをしゃぶっていたみたいになって、彼は顔の一部がなくなったみたいに見えたわ」とジョークを言っていた。 でも、結果は見事に成功だったのはご存知の通り。