鎌田大地が退場のフラム戦で人種差別被害…所属クラブが調査開始「いかなる差別も容認しない」
◇プレミアリーグ第11節 クリスタルパレス0―2フラム(2024年11月9日 セルハースト・パーク) クリスタルパレスは現地時間10日、日本代表MF鎌田大地(28)の人種差別被害を巡り、調査を開始したことを報告した。 鎌田は9日のホーム・フラム戦に先発出場したが、0-1で迎えた後半31分に危険なタックルを犯したとして一発レッドカードで退場処分となっていた。 その後、一部英メディアが鎌田はピッチから引き上げる際に、サポーターから人種差別被害を受けたと報じていた。 クリスタルパレスは公式サイトで声明を発表。「鎌田大地がフラム戦で人種差別を受けたとの報道を承知しており、その疑惑について調査を行っています。当クラブは、いかなる差別に対しても一切容認しない方針をとっており、加害者として特定された者に対しては可能な限り強力な措置を講じます」とした。 鎌田は今後、日本代表に合流し、W杯アジア最終予選のインドネシア戦(15日、ジャカルタ)と中国戦(19日、アモイ)に臨む。