「九条ねぎ」盗み逮捕の28歳元農家、別の畑でも2千キロ窃盗疑い 未明に単独犯行か、容疑で追送検
京都府久御山町の畑で京都市伏見区の元農業の男(28)が京野菜「九条ねぎ」を盗んだとされる事件で、男が同町などの別の畑でも4件(計約150万円相当)の窃盗に関与した疑いがあることが6日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警宇治署は同日、窃盗の疑いで追送検し、捜査を終結した。 【写真】無残にも…男が盗んだとされる九条ねぎ畑 追送検容疑は、8月14日~9月5日に宇治市と久御山町の畑で4回、計約2千キロを盗んだ疑い。両市町では6~9月に九条ねぎの窃盗事件が計8件確認され、男はうち1件の窃盗容疑で9月に逮捕、起訴された。 調べによると、男は当時、九条ねぎを栽培する農園を営んでおり、いずれも未明に単独で刈り取って盗んでいたという。洗浄などは農園のアルバイトに盗品と知らせず行わせ、大量のねぎを出荷していたとされる。