年末年始は雪不足も…まとまった雪で全面滑走可能に 今季リニューアル「ロマンスの神様」巻き返しへ
長野県内は23日夜から雪の予報で、交通などへの影響が心配される一方、スキー場にとっては恵の雪となりそうです。今シーズン、リニューアルオープンした木島平村のスキー場は、今月18日にようやく全面滑走が可能になり、巻き返しをはかろうとしています。
思い思いに滑りを楽しむスキー客。今シーズン、リニューアルした木島平村の「スノーリゾート ロマンスの神様」です。 ゲレンデ内では、スキー場の名前にもなっている広瀬香美さんの名曲が流れています。 運営するSBCメディカルグループの代表と、広瀬さんが知り合いだった縁で、曲名から名前をとったそうです。
そんなスキー場もシーズン序盤は雪不足に悩まされました。年末年始の書き入れ時は、全12コース中、2コースしか滑ることができず…。 SBCメディカルグループリゾート事業部・西下舞部長: 「年末と年始が雪がほぼない状態で、そこが心苦しいところではありました」 その後、今月8日と16日にまとまった雪が降り、18日にようやく全面滑走が可能になりました。 スキー客は…: 「今年2回目になる。楽しんで滑っています」 「やっと雪が降ってくれた。広くて滑りやすい」
ウインタースポーツと美容・健康の融合をテーマとしているスキー場。 県内産の野菜や厚いトンカツをトッピングしたカレーや、中野市産のリンゴを使ったハチミツたっぷりのピザなど、「ゲレ食」にもこだわっています。 シーズン序盤こそつまづきましたが、安定した降雪と他のスキー場にない魅力で巻き返しを図りたいところです。
SBCメディカルグループリゾート事業部・西下舞部長: 「雪が安定してきているので、新しく生まれ変わった『スノーリゾート ロマンスの神様』というスキー場にさまざまな方に来ていただきたい」 スキー場の営業は3月いっぱいまでの予定です。
長野放送