松田優作生誕75周年記念特集上映、KADOKAWAと東映が同時期開催 2月に韓国でも実施
俳優の松田優作生誕75周年(1949年9月21日生まれ)を記念して、KADOKAWAと東映が特集上映を同時開催することが発表された。韓国でもソウルと釜山の2都市で特集上映が決定している。 【画像】2021年にはタワレコの「NO MUSIC, NO LIFE.」にも登場 松田さんは、1973年にドラマ『太陽にほえろ!』で鮮烈なデビューを飾り、邦画各社で幅広いジャンルの主演作を大ヒットさせた日本を代表する俳優の一人。生誕75年、1989年11月6日に40歳で亡くなってから35年になる現在も、彼の迫力ある演技と強烈な個性は多くのファンを魅了し、影響を与え続けている。尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』の元海軍本部大将クザン、通称「青キジ」は松田さんがモデルとされている。 今回のように、複数の配給会社が同じ俳優の特集上映を同時開催することは非常に稀で、これも各社で多く人気作を残した松田さんだからこそ実現した企画。丸の内TOEIでは「東映Classics 松田優作」として3月15日~4月11日に『最も危険な遊戯』、『ア・ホーマンス』、『蘇える優作~「探偵物語」特別篇』、『殺人遊戯』、『それから』、『処刑遊戯』、『華の乱』、『暴力教室』、『俺達に墓はない』、『薔薇の標的』、『ヨコハマBJブルース』の計11作品をデジタル上映。 角川シネマ有楽町では「角川シネマコレクション 松田優作の狂気」として3月22日~4月4日に初上映となる『蘇える金狼 4Kデジタル修復版』ほか、『野獣死すべし』、『人間の証明 4Kデジタル修復版』、『探偵物語 4Kデジタル修復版』、『ひとごろし』、『嵐が丘』の計6作品をデジタル上映する。 そして、同時に韓国でも特集上映が決定。「Japan Foundation Movie Festival 2024:松田優作‐野獣死すべし‐」(国際交流基金ソウル日本文化センター、韓国映像資料院、映画の殿堂の共催)と銘打ち、ソウル・韓国映像資料院では2月13日~24日に11作品、釜山・映画の殿堂では2月16日~23日に9作品が上映される。 ■日本での上映 「角川シネマコレクション 松田優作の狂気」 3月22日~4月4日:角川シネマ有楽町 『蘇える金狼 4Kデジタル修復版』(1979年)★初上映 『野獣死すべし』(1980年) 『人間の証明 4Kデジタル修復版』(1977年) 『探偵物語 4Kデジタル修復版』(1983年) 『嵐が丘』(1988年) 『ひとごろし』(1976年) ※上映スケジュール等詳細は公式ホームページhttps://cinemakadokawa.jp/yusaku75 「東映Classics 松田優作」 3月15日~4月11日:丸の内TOEI 『最も危険な遊戯』(1978年) 『ア・ホーマンス』(1986年) 『蘇える優作~「探偵物語」特別篇』(1998年) 『殺人遊戯』(1978年) 『それから』(1985年) 『処刑遊戯』(1979年) 『華の乱』(1988年) 『暴力教室』(1976年) 『俺達に墓はない』(1979年) 『薔薇の標的』(1980年) 『ヨコハマBJブルース』(1981年) ※鑑賞料金、上映スケジュール等詳細は丸の内TOEIの公式ホームページに順次掲載 https://toeitheaters.com/theaters/marunouchi/ ■韓国での上映 「Japan Foundation Movie Festival 2024:松田優作‐野獣死すべし‐」 2月13日~24日:韓国映像資料院/2月16日~23日:映画の殿堂 『人間の証明』(1977) 『最も危険な遊戯』(1978) 『殺人遊戯』(1978) 『処刑遊戯』(1979) 『蘇える金狼』(1979) 『野獣死すべし』(1980) 『陽炎座』(1981) ※韓国映像資料院のみ 『家族ゲーム』(1983) 『探偵物語』(1983) 『嵐が丘』(1988) 『ブラック・レイン』(1989)※韓国映像資料院のみ