【久留米競輪(ナイター)FⅠ】「意外に調子いい」岩谷拓磨が福岡3車の番手回り 熊本、大分、埼玉の混成軍に応戦
<22日・久留米競輪・2日目> S級12R決勝には九州ラインが6人も勝ち上がって2分戦となった。松本秀之介の後ろに阿部将大―瓜生崇智、そして関東の中田健太までが並ぶ4車のラインはまさに強力だ。しかし福岡3車も負けていない。久留米の梶原海斗と坂本亮馬の間に、小倉の岩谷拓磨が入って結束。互角の勝負に持ち込む。 「意外に調子がいいですね。びっくりした」と話すのは岩谷。前回別府GⅢの後に体調を崩したが、「スピードは出ているし、脚の方は前回と同じで調子がいいままみたい」。2着、2着の勝ち上がりとはいえ連日、ものすごいダッシュで沸かせている。 さながら九州大会の様相を呈する決勝戦。「リズムを取って踏めているし、決勝もその流れに任せて」という岩谷が、梶原マークを生かしてV奪取する可能性も十分にありそうだ。