後を絶たない逆走車 一歩間違えれば大事故 首都高で軽トラ逆走…出口から本線に進入
■首都高で軽トラ逆走 次々対向車…恐怖連続
一歩間違えれば大事故。逆走車が全国で後を絶たない。 首都高速1号羽田線、その監視カメラに映っていたのは、大型トラックが大きく左へハンドルを切った次の瞬間、追い越し車線に現れたのは、逆走する軽トラックだ。 逆走していることに気付いたのか、ウインカーを出しながら端の方へ避けるものの、次々とやってくる対向車。そして、追い越し車線を走行してきた大型トラックは、衝突すれすれで逆走車を回避。あわや大事故という緊迫の場面だ。
■首都高の逆走軽トラ どのように進入?
交通量の多い、羽田方面から都内に向かう首都高。現場付近を通ってみると、平和島の出口からすぐ急なカーブに入る。遭遇したドライバーは相当な恐怖だったのではないか。 逆走軽トラックは、なぜ本線に進入してしまったのか。首都高、平和島出口で撮影された画像には出口を逆走し、本線へと進入する軽トラックが映っていた。 平和島の出口から入ってきた軽トラックを寸前で回避したリムジンバスの広報が、運転手から聞き取った当時の様子を語った。 東京空港交通 松下道宏さん 「(運転手によると)軽トラックが平和島の出口から逆走で進入してくるような状況でした。逆走車両が迷っている様子で、一瞬停止した。停止した時にバスは右車線の方に移り、何とか回避できた」 平和島の高速出口には進入禁止の標識はあるものの、他に目立った表示は見当たらない。 周辺をよく見ると、出口の横に「高速出口」と書かれた横断幕が設置されているが、周囲の木々で遮られ、かなり近付かなければ気が付かない可能性もある。 首都高速道路によると逆走軽トラックは、1.5キロ、およそ5分間にわたって逆走していたという。 運転していたのは80代の男性。羽田トンネル内で工事をしていた作業員によって、逆走車は無事制止させられた。
■各地で多発…猛スピード逆走 恐怖の瞬間
栃木県宇都宮市でも、軽自動車が追い越し車線を猛スピードで逆走していた。 運転していた男性 「逆走してるんだけど。待って、待って、待って、やばくね?」 逆走してきた車はすれ違った後もスピードを落とすことなく、そのまま走り抜けていった。 運転していた男性 「わっ怖っと思って。インターチェンジで降りる予定だったので(左側を走っていて)本当にあれは幸いです。(追い越し車線を走っていたら)大けがは避けられないでしょうね」 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年10月30日放送分より)
テレビ朝日