益城町、AIを活用した乗り合いバスの実証運行を開始 効率的なルートを判断
益城町は1日、人工知能（AI）を活用した予約制乗り合いバス「のるーとUMEらいん」の実証運行を始めた。予約状況に応じて、AIが効率的なルートを判断して乗客を運ぶ仕組み。 乗降場所は木山、広安地域を中心に町内131カ所設けた。運行は午前7時～午後7時（日曜祝日を除く）で、料金は乗降場所の直線距離に応じて1キロ未満100円、1キロ以上200円。誰でも利用でき、インターネットか電話で場所、時間を予約する。車両は乗客定員8人のワゴン車1台。 期間は来年9月末までの1年間で、熊交観光タクシー（同町）に運行を委託した。4～9月に実証運行した循環型コミュニティーバスから形態を変え、利用者の利便性向上を図る。 出発式は町役場であり、西村博則町長が「スマホが苦手な私でも簡単に予約できた。長く親しまれてほしい」とあいさつ。公務に向かうため、早速利用した。 予約は利用6日前から受け付ける。専用アプリか☎080（8513）9630。（河北英之）
