【シュートボクシング】女王MISAKI「きっちり打撃で倒す」SB初挑戦の撫子も「打撃で来てほしい」激闘必至か!
12月26日(木)東京・TDCホールで開催される格闘技イベント『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』の第5試合、44.5kg契約で対戦するSB日本女子アトム級(-45kg)王者・MISAKI(28= TEAM FOREST)と、前ミネルヴァピン級王者・撫子(24=GRABS kickboxing studio)の試合前インタビューが届いた。 MISAKIは「きっちり打撃で倒して勝つ」と宣言し、撫子もまた「打撃で来てほしい」と打ち合いを望んだ。 【フォト】MISAKIバキバキ腹筋の水着姿、撫子の背中に鬼が現れた“凄い”筋肉! MISAKIは、前回6月に初のムエタイルールで敗戦。そこから「技のキレとスピードを極めてきた」と話し、「SBルールで投げてぬるっと判定勝ちは嫌なので、きっちり打撃で倒して次に繋がる試合にしたい」と決意。対戦相手、撫子の印象は「打ち合うところでは打ち合って、首相撲、顔面前蹴りも強く、ムエタイっぽい戦いをする強い選手だなと。身体は筋骨流々で力、フィジカルも強そう」と言うが、これまで54kg契約での試合や海外強豪とも戦ってきた経験から「パワーの面でビックリすることはないんじゃないかな」とする。 今回の契約体重が44.5kg、MISAKIにとって過去最軽量となることについては「普段の私は46kgくらいで、体脂肪率は10%を切っていて水抜きしないといけないから、ちょっと心配でした」と不安な部分もありつつ、「体重は譲歩しないとSBのリングにSBルールで上がってくれる選手はなかなかいないので、なんとか落とします」とした。 また、MISAKIは今月21日『RISE WORLD SERIES 2024』でアルベルト・カンポスに判定勝利を収めた第2代RISEスーパーフライ級王者・大﨑一貴と、今年10月に婚約を発表。現段階では婚約の段階で、互いに現役なこともあって生活は変わっていないというが「当日は一貴さんがセコンドに付いてくれるので、心強いです」と語った。 一方、今回SB初参戦となる撫子は「知名度のあるMISAKI選手とやってもらえることが嬉しく、相手のリングだろうが関係なくやりたいという思いでこの試合を決めました」とコメント。投げ技、立ち関節が認められるSBルール初挑戦に向けて「最低限の練習はしているけど、なかなか完璧にはできません。MISAKI選手は一発一発が強いのでKOされる覚悟で臨みます。打撃で来てほしいですね」と気合十分の様子だ。 MISAKI戦に勝って来年をどんな年にしたいのか問われると「うちのジムがNJKFに加盟していて、ピン級の下のペーパー級という階級が新設され、そのタイトルマッチが来年3月に決まっているので、まずそこのベルトを取って2階級制覇することが目標ですね」と、NJKFの女子部門ミネルヴァでピン級に続きペーパー級の王座獲得を目標とし、「SBで勝って勢いつけてそのままタイトルマッチに行きたいです」と意気込んだ。 現SB日本女子アトム級王者のMISAKIは戦績34戦23勝(5KO)10敗1分。今年6月に行われたムエタイルールでのモンクットペット・ペットプラオファー戦は5R判定で敗れ、連勝を3でストップ。今回はSBのリングで再起戦だ。 対する撫子は戦績14戦9勝4敗1分。北海道在住で、キックボクシングの前に6歳から19歳まで続けた極真空手では、北海道内で何度も優勝し、全日本大会にも7回ほど出場経験があるという。今年9月『BOM47』にてWMC日本女子ピン級王者MIREYとのタイトルマッチに挑むも判定負け。こちらも再起戦となる。 体重、ルールとお互いに譲歩した部分がある中でどちらに軍配が上がるのか。