私たちの「探究」活動に支援を 高校生が市長に直談判 / 奈良
17歳の高校生らが奈良市の仲川市長を訪問し、探究活動への支援を求めてプレゼンテーションを行いました。 仲川市長を訪ねたのは、奈良市立一条高校の2年生で作る「一条コトゼミ」のメンバーです。生徒らは、授業の一環として探究活動に取り組んでおり、現在は「17歳の高校生がどう社会とつながることが出来るのか」をテーマにSDG‘sを広める活動などを行っているということです。この訪問は仲川市長が学校を視察した際、生徒らが直接交渉して実現したということで、きょうは市長を前にこれまでの実績を報告し今後、活動を広げるためのクラウドファンディングなどへの支援を訴えました。これに対し仲川市長は、「自らが主体的に動く型にはまらない教育を応援したい」と話し、目標を実現するためのアドバイスを伝えました。 奈良市立一条高校 矢嶋千草さん 「やっぱり私たちの元気さというか、自分たちからやるっていう探求の姿勢をお見せできたのは本当にきょうの成果かなと思います。」 奈良市 仲川市長 「おそらく、いろんな社会に対する不満だとか疑問だとか、自分たちはこうするのにという感覚はすごく持っていると思います。そういった彼らのアイデアと情熱を市役所も十二分に活用させていただくことで、まち全体が活性化していく、よくなっていくんじゃないかなと期待しています。」