正月用かまぼこの生産ピーク 金箔かまぼこは金の価格高騰で20円~30円値上げ その他は値上げなし【福井】
福井テレビ
おせち料理を彩る正月用かまぼこの生産が、福井市内の製造会社でピークを迎えています。 福井市内にある安田蒲鉾では、12月12日から正月用かまぼこの製造を始めました。工場では連日、午前4時ごろから約50人の従業員が急ピッチで作業を進めています。 正月用のかまぼこは、スケトウダラやグチなどの最高ランクの魚のすり身をブレンドしていて、弾力ある食感が特徴です。工場では、次々とつややかなかまぼこが蒸しあがっていました。 金箔をあしらったかまぼこは、金の価格高騰を受けて20円~30円値上げとなりましたが、そのほかは企業努力で価格に変化はないということです。 安田蒲鉾の高木淳一専務は「この春、北陸新幹線が福井まで開通したということで帰省する県民の方もたくさんいるかと思う。食卓を囲まれたときにかまぼこを一品添えてもらえたら幸せ」と話します。 正月向け商品の製造は30日まで続けられ、23万5000本の出荷を見込んでいます。
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