「1万円以下」で安いウィッグは不自然になってしまう…?髪が傷んできたので、ウィッグにしようか迷っています。
「髪が傷んできた」という理由でウィッグの購入を検討する人もいるでしょう。 ウィッグには医療用とファッション用の2種類があり、それぞれ特徴や価格も異なります。「できればあまりお金をかけたくないけれど、安いものだと不自然に見えるのでは……?」と悩む人もいるかもしれません。 本記事では、医療用ウィッグとファッションウィッグの違いを始め、安いウィッグの特徴や安くても自然に見せる方法などをご紹介します。
医療用ウィッグとファッションウィッグの違いとは?
医療用ウィッグとは、がん治療による抜け毛や脱毛症に悩む人のためのウィッグです。ファッション用と違って着用している時間・期間が長くなるため、通気性のよさにこだわって作られています。 また、より自然に見えるように、つむじ部分に人工肌が付いているなどの工夫もされています。 毛髪部分の素材についても、人工毛を機械で植え付けるファッションウィッグと異なり、人毛や人毛と人工毛のミックスを使うことでかつら特有のテカリをおさえている点が特徴です。さらに、一本一本手作業で植え付けていくため、本当の髪の毛のような手触りに仕上がります。 このように、ファッションウィッグに比べて医療用ウィッグの方が手間をかけて作られている分、価格も高額なものが多いでしょう。ファッションウィッグは数千円で購入できるものもありますが、医療用ウィッグだと数十万円するものもあります。
安いウィッグの特徴
ファッションウィッグを購入できる通販サイトでは、以下のような価格で販売されていることがあります。 ●ショート:4500円(税込み) ●ボブ:4300円(税込み) ●ロング:4700円(税込み) 安いファッションウィッグは化学繊維でできた人工毛が使われているものもあり、光にあたると光沢が出やすくなります。 また、つむじがないウィッグだと見た目が不自然になりがちで、上から見られたときのことを考えると不安でしょう。商品によっては耐久性・耐熱性がなく、何度も繰り返し使用するのは難しいかもしれません。