センバツ高校野球 きょう準々決勝 2、3点争う展開に 専大松戸/低めの球見極め鍵 広陵 /千葉
◇2、3点争う展開に 専大松戸・持丸監督/低めの球見極め鍵 広陵・中井監督 第95回記念選抜高校野球大会に出場している専大松戸は、29日の第2試合(午前11時開始予定)で広陵(広島)との準々決勝に臨む。両チームの監督ともに相手の投手力を高く評価しており、ロースコアの試合展開も想定される。 専大松戸の持丸修一監督は、広陵の印象を「走攻守とも素晴らしく、優勝候補にも上がっている」と語る。特に投手陣に対しては「コントロールとスピード、変化球のキレが良い」と警戒しており、理想の試合展開を「ロースコアで2、3点を争うゲーム」としている。 一方、広陵の中井哲之監督も専大松戸について「投手がしっかりしていて、簡単に点は取れないと思う」と指摘。「低めのボールの見極めが鍵になる。食らいついてセンターに粘り強く打ち返したい」とした上で、「学校全体で盛り上げてくれているので、感謝の気持ちをグラウンドにぶつけたい」と意気込んだ。【近森歌音、安徳祐】