愛媛・高知で震度6弱 気象庁が会見「1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意を」
愛媛・高知で震度6弱 気象庁が会見「1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意を」
17日午後11時14分ごろ、豊後水道を震源とする地震があり、愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測した。これを受け気象庁は18日に記者会見を開き「揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意してください」と呼びかけた。 【動画】愛媛・高知で震度6弱 気象庁が会見「まず身の安全を確保」(2024年4月18日)
マグニチュードと震源の深さを修正
会見によると、当初この地震のマグニチュードは6.4、震源の深さは50キロと発表していたが、マグニチュードを6.6、震源の深さを39キロに修正した。 気象庁は「揺れの強かった地域では、家の倒壊や土砂災害の危険があります。今後の地震や雨に十分注意し、危険な場所には入らないようお願いします」と注意を呼びかけた。
1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意して
また、過去の事例で大地震の発生後に同程度の地震が発生した割合が1~2割あることから「揺れの強かった地域では、地震の発生から1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意してください」とも述べた。
南海トラフ地震との関連「ただちに調査に入るということはいたしておりません」
報道陣からは、南海トラフ巨大地震との関連についての質問があり、気象庁の原田智史地震火山部地震津波監視課長は「南海トラフ地震の発生の調査をする基準というのがマグニチュード6.8以上の地震ということになりますが、今回は6.6ということで、これをもってただちに調査に入るということはいたしておりません」と述べた。