激戦必至!自民と立憲民主がぶつかる長野3区 6回目の挑戦!井出庸生候補と羽田元総理の遺志を継ぐ神津健候補 選挙戦初日を密着取材【長野】
県内5つの小選挙区の中でも激戦が予想されるのは、自民党と立憲民主党の与野党一騎打ちとなった長野3区です。候補2人の選挙戦初日に密着しました。 ■自民・前 井出庸生 候補 「暑いな、きょう」 この日の上田市は最高気温が24.3℃まで上がり、9月下旬の陽気となりました。 照りつける太陽のもと長野3区に立候補した井出庸生候補の出陣式には、支援者らおよそ100人が集まりました。 たすきに数々のお守りをつけ、井出候補がマイクをとります。 ■自民・前 井出庸生 候補 「大変厳しい選挙です。政治資金の問題で、自民党はいま本当に正念場、窮地に立たされている」 出陣式には近隣の市長のほか、自民党所属の県議の姿がありました。 支援者と握手を交わすと、さっそく選挙カーに乗り込み街中に繰り出しました。 「井出庸生、井出庸生でございます」 車は住宅街へと入っていきます。 井出候補が国政に挑むのは6回目です。 あいさつをすると、すぐに選挙カーへ。 候補者の名前は連呼しますが「自民党」という政党名を使うことはほとんどありませんでした。 午前中の遊説が終わり、話を聞くと… ■自民・前 井出庸生 候補 「2010年の落選した選挙の時からずっと使っている、たすきとお守りなんで、20個近くになってきましたかね。少しずつ増えて、つけっぱなしにしています。落選した選挙の時に用意したもので、これをずっと使い続けようと6回目の出番になるんですけど」 きょうの昼食のメニューを尋ねると… ■自民・前 井出庸生 候補 「この短期決戦になって10日くらい、カツカレーとかカツ丼ばっかだったんで、違うものにしようと思います」 上田市で開かれた神津健候補の出陣式。長野3区は故・羽田孜元総理が長年議席を守り、「羽田王国」とも呼ばれてきました。神津候補は羽田さんのおいに当たります。 (Qけさは何時に起きた?) ■立憲・前 神津健候補 「5時ぐらい。第一声の練習をしていた。『思い出さないと』と思って」 イメージカラーは「青と白」。立憲民主党のシンボルカラーのブルーと、クリーンな政治を象徴する白の組み合わせです。 ■立憲・前 神津健候補 「一票一票でしかこの日本の政治を大きく変えていくことはできません。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします」 第一声を終えると、選挙カーで上田市内の住宅街へ。 「よろしくお願いします」 車両の後ろには、候補本人の写真を貼り付けてありました。 午前11時には上田駅前で街頭演説。 羽田次郎参院議員と共にマイクを握り、支持を訴えました。 (有権者) 「声がとてもきれいで歌が上手」 「声のよさ」を褒められた神津候補。 「政治家は有権者に声も覚えてもらわなければけない」。生前、羽田元総理がそう話していたことを人づてに聞いていました。 ■立憲・前 神津健候補 「私はよく辻立ちをさせて頂いているんですけど、それを心掛けています」 正午。上田市の選挙事務所に戻ってランチタイムです。 メニューはみそ汁と炊き込みごはん。 そして差し入れの手作りトンカツでした! (神津候補)「選挙と言えばトンカツ」 (Q毎回食べる?) (神津候補)「そうですね、どれくらい食べますかね」 (羽田参院議員)「12日間で5回くらい」 ■立憲・前 神津健候補 「チーム・仲間で応援してくれる人、皆さんで戦っていかないと今回の選挙選も勝てない選挙戦だと思うので、みんなで一緒に戦っています」