大胆に開いた胸の谷間に「ダイアナ妃のネックレス」!?キム・カーダシアンが纏った驚きのドレスとは?
11月2日(土)に開催されたラクマ・アート+フィルム ガラで、ビジネスウーマンのキム・カーダシアンは、ダイアナ妃が所有していた十字架のネックレスと大胆な胸元のドレスでセンセーションを巻き起こした。 【写真】荘厳な十字架のネックレスを身につけた、セクシーすぎるキム・カーダシアン! 40年もの時を経て待望の瞬間が訪れた。1987年以来初めて、1920年代に王室御用達のジュエラー「ガラード」がデザインしたアメジストと5.25カラットのダイヤモンドをあしらったアタラ十字架のネックレスが人前に姿を現した。11月2日、ロサンゼルス美術館で開催されたチャリティイベント、ラクマ・アート+フィルム ガラで、キム・カーダシアンはこの十字架を身につけて登場した。彼女は、2023年1月18日にロンドンで開催されたサザビーズの年次オークション「ロイヤル・アンド・ノーブル」で、19万7453ドル(約3000万円)でこの十字架を手に入れた。 このネックレスを引き立てるために、アメリカ人ビジネスウーマンであるキム・カーダシアンは、胸元がへそまで大きく開いたグッチのロングホワイトドレスを身にまとった。さらに、彼女はチョーカーネックレスとパールのロングネックレスを首に重ね、最後にアイボリーカラーのケープスタイルのコートを合わせ、全体にヴィンテージ風のイブニングルックを完成させた。この十字架は、多くの人にとってもなじみのあるものだ。1987年10月、チャリティ団体「バースライト」のためのガラに出席した際、ダイアナ妃がキャサリン・ウォーカーのドレスと共にこの十字架を身につけていた。「バースライト」は、妊娠と出産における人権を守るための支援活動を行っている団体である。
アーカイブアイテムの愛好家
ラッパーのカニエ・ウェストの元交際相手がコレクターズアイテムを手に入れたのは、これが初めてではない。2022年のMETガラで、彼女はマリリン・モンローが1962年5月19日に着用して有名になった、6000個以上のクリスタルがあしらわれたヌードカラーのシースルードレスをまとった。このドレスは、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた民主党の資金集めの場で、当時のジョン・F・ケネディ大統領の45歳の誕生日を祝うイベントでマリリン・モンローが着用したものである。当時、マリリン・モンローは「ハッピーバースデー、ミスタープレジデント」とささやき、このドレスは歴史的なものになった。衣装デザイナー、ジャン=ルイ・ベルソーによって作られたこの伝説のドレスを着るために、キム・カーダシアンは7キロの減量をし、そのことがインターネット上で批判を浴びることとなった。 3年前、キム・カーダシアンとカニエ・ウェストは、故マイケル・ジャクソンのベルベットジャケットを娘のノース・ウェストにプレゼントした。この一品はジュリアンズ・オークションで購入したものだった。また、雑誌「W」によれば、SKIMSの創業者でもある彼女は、2017年にもジャクリーン・ケネディが愛用していたカルティエのヴィンテージ時計「タンク」を37万9500ドル(約5780万円)で購入している。アタラ十字架は、すでに彼女の豊富なファッションコレクションに新たに加わるアイテムのひとつに過ぎないようだ。 translation: Hanae Yamaguchi
text: Marion Cornelie (madame.lefigaro.fr)