W杯最終予選の主力2人を故障で欠く日本代表。“緊急事態”をどう乗り切る? 中心選手から「かなり痛い」との声も…【現地発】
直近3試合で5ゴールと絶好調
日本代表は11月15日にインドネシア代表、19日に中国代表と北中米ワールドカップ予選を戦う。 【画像】三笘薫、鎌田大地ら海外組がジャカルタ到着!私服で登場した日本代表戦士! その森保ジャパンに緊急事態が発生した。ともに今予選全4試合に先発してきたFW上田綺世とDF 谷口彰悟がそれぞれ大怪我を負い、不参加となったのだ。 センターラインの2人を失った状況について、中心メンバーの堂安律は「やっぱり真ん中のラインは非常に重要ですし、特にディフェンスに関してはいまの日本代表の特徴としてビルドアップは生命線だと思うので、かなり痛いというか、ネガティブに聞こえがちですけど、ああいったクオリティが高い選手(谷口)が怪我をしたのはもちろん痛い」と本音をこぼしていた。 では、インドネシア戦で2人の穴は誰が埋めるのか。まず、上田が不在の1トップは小川航基が担うだろう。今予選は途中出場で2ゴールをマークしており、クラブでも直近3試合で5ゴールと絶好調。得点力という点では上田に引けを取らず、タイプも似ているため、大きくやり方を変える必要はない。ボックス内で勝負できるため、引いて守備を固めてくる相手にも有効だ。 一方、谷口が担ってきた3バックの中央は、今予選では右CBでプレーしてきた板倉滉が入るだろう。6月のシリア戦でも3バックの真ん中で先発しており、本人も「チームでも3枚でやるときは真ん中をやるし、スムーズに対応できる」と語っている。 右CBは、橋岡大樹、瀬古歩夢、高井幸大、関根大輝らが候補に挙がるが、森保ジャパンでの実績や経験を考えると、橋岡を起用すると見る。 ともに故障のため、冨安健洋と伊藤洋輝が最終予選でまったくプレーできていない状況での谷口の離脱はたしかに痛いものの、それでも昨シーズンはプレミアリーグでプレーした橋岡がいる。日本代表の選手層の厚さを見せる時だ。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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