G大阪 中2日で札幌戦へ切り替え 大阪ダービー敗戦、9試合未勝利から脱却へ監督「次につなげる」
J1G大阪のポヤトス監督が4日、札幌戦(5日・パナソニックスタジアム吹田)へ向けたトレーニング後に取材に応じ「札幌は前期の悪い流れから抜け出そうと必死にやっているチーム。難しい試合になる」と分析した。 チームは7月20日・湘南戦からリーグ戦9試合未勝利が続いており、前節2日はC大阪との“大阪ダービー”を0-1で落とした。中2日で迎える次節へ「すぐ札幌戦が来ることはポジティブに捉えている。この間の試合に負けた時は悔しかったが、次を考えないといけない。しっかり分析して次につなげる材料にしたい」と切り替えて挑む。 DF中谷進之介も「C大阪戦は相手にのまれて何もできなかった。前半は特に、完全に押し込まれていた。内容は今季最悪じゃないかと思う」と反省。その上で「C大阪戦の前半のように、セカンドボールの球際を全部向こうに持っていかれるような展開には絶対したくない。そこで勝っていかないと」と表情を引き締めた。 DF福岡将太は「試合に入る前にチームとしてどれくらいの熱量でできるか。それが最後にできていれば問題ない。明日爆発したらいい」とモチベーションを上げることの大切さを口にした。首位・広島に勝ち点差12の5位と水をあけられているが、リーグ戦だけでなく4強に残っている天皇杯も控える。「止まっていられない状況。『チームとしてやり続けないといけない』という(宇佐美)貴史君の言葉を忘れてはいけない」と自らを奮い立たせた。