「夢の架け橋」が現実に 町民の悲願の『出島大橋』が開通 約167億円の事業費かけて完成 宮城・女川町
東北放送
宮城県女川町の離島・出島(いずしま)と本土を結ぶ「出島大橋」が開通し午後3時から一般車両の通行が始まりました。 【写真を見る】「夢の架け橋」が現実に 町民の悲願の『出島大橋』が開通 約167億円の事業費かけて完成 宮城・女川町 出島大橋では、女川町の須田善明町長や村井知事ら関係者がテープカットをした後、橋を歩きながら開通を喜び合いました。 また、航空自衛隊松島基地のブルーインパルスが上空を飛行して橋の完成と開通を祝福しました。出島大橋は、女川町の離島・出島と本土を結ぶ全長364メートルのアーチ橋です。 島民らが1979年から要望活動を行う中、東日本大震災をきっかけに2017年に建設工事が始まり、およそ167億円の事業費をかけて完成しました。 島の人: 「とてもうれしい。便利がよくなる」 島で暮らしていた人: 「橋が架かってうれしい限り。夢の架け橋と言っていたが、夢の架け橋ではなくなった」 午後3時には、一般車両の通行が可能となり、待ちわびた人たちがさっそく橋を渡っていました。
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