トルコでの復活から再びドイツの地へ 36歳のDFボヌッチが目指すEURO2024参戦
ウニオン・ベルリンでは苦しんだ
イタリアを離れ、キャリア初となる国外挑戦に踏み切ったDFレオナルド・ボヌッチの2023年は実に苦いものとなった。 ボヌッチは昨夏にユヴェントスからドイツのウニオン・ベルリンへ移籍したが、ウニオン・ベルリンでは定位置を確保できず、チームも黒星続きと最悪の状態が続いた。 結局ボヌッチはこの冬にウニオン・ベルリンを離れる決断を下し、トルコの名門フェネルバフチェと契約。トルコの地では移籍早々から出番を掴んでおり、何とかトルコで復調のきっかけを掴みたい。 クラブ公式にて、ボヌッチは今夏のEURO2024にアズーリの一員として出場することを目標の1つに掲げている。そのためにはクラブでのアピールが欠かせない。 「僕の目標はEUROへ行くことだ。移籍前に(代表監督の)スパレッティとミーティングをしたんだ。簡単な大会ではないことは分かっている。強い国はあるけど、イタリアは前回チャンピオンだからね。また(EURO開催国の)ドイツに行きたい。タイトルを守るべく、僕も代表チームの一員としてそこにいたい」 前回のEURO2020では、ジョルジョ・キエッリーニとのベテランコンビでイタリアの優勝に貢献している。ボヌッチも36歳と大ベテランとなっているが、トルコからチャンスを掴めるか。
構成/ザ・ワールド編集部