ローマでは《107戦36ゴール》の実績 前線の柱となるべきエイブラハムがとうとう戻ってきた
前節のサッスオーロ戦でついにベンチ入り
昨夏に左膝の前十字靭帯を負傷し、長期離脱していたローマFWタミー・エイブラハムがチームに戻ってきた。 今季はずっとリハビリの日々だったが、前節のサッスオーロ戦でついにベンチ入り。ローマはヨーロッパリーグでもベスト8に残っているため、ローテーションの際にエイブラハムを起用できれば大きい。 まずは負傷前のパフォーマンスを取り戻すことが目標となるが、伊『Gazzetta dello Sport』は早くもエイブラハムに期待をかけている。今季はロメル・ルカクが前線で奮闘しているが、ルカクはチェルシーからレンタルで加わっている選手だ。今夏の去就は不透明で、その場合はエイブラハムが前線の軸になる可能性がある。 何よりエイブラハムはローマで通算107試合をこなし、36ゴール12アシストと見事な成績を残している。現在の攻撃的なダニエレ・デ・ロッシ体制にフィットすれば面白い戦力となるはずで、すでにセリエAで戦えることが証明されているのは心強い。 本格的な復帰は新シーズンからとなるだろうが、エイブラハムは以前のパフォーマンスを取り戻せるか。
構成/ザ・ワールド編集部