緊急停車の北陸新幹線から男性客が線路へ、1時間50分後に8km離れた地点で確保
25日午後6時20分頃、北陸新幹線糸魚川―黒部宇奈月温泉駅間の富山県朝日町で緊急停車していた「かがやき511号」から、客の男性が線路に降り、約1時間50分後に線路上で確保された。北陸新幹線は一時、富山―長野駅間で上下線ともに運転を見合わせた。 【図】一目でわかる…新大阪駅に設置される北陸新幹線ホーム
JR西日本によると、かがやき511号は東京駅から敦賀駅に向かって走行中、異音を検知したため停車。その際、10号車内で男性が手動でドアを開ける「非常用ドアコック」を操作し、一人で車外に出た。男性が確保されたのは、緊急停車場所から富山駅方面に約8キロ・メートル離れた地点だった。