36歳バウティスタ アグートが足の骨折から復帰後初優勝「特別なタイトル」 [ヨーロピアン・オープン/テニス]
36歳バウティスタ アグートが足の骨折から復帰後初優勝「特別なタイトル」 [ヨーロピアン・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月14~20日/賞金総額76万7455ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス決勝で、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が第5シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)を7-5 6-1で退けチャンピオンに輝いた。 ~ヨーロピアン・オープンで2022年7月以来のツアー12勝目を挙げた36歳のバウティスタ アグート選手~ 36歳のバウティスタ アグートがATPツアーでタイトルを獲得したのは、2022年7月のキッツビューエル以来で通算12回目(準優勝11回)となる。 第1セットで5-2とリードしたバウティスタ アグートは5-5に追いつかれたあと5ゲームを連取して主導権を握り、第2セット3-1から最後の3ゲームを連取して1時間15分で勝利を決めた。 「これは特別なタイトルだ。昨年は足を骨折し、今年は凄く奮闘しなければならなかった」とバウティスタ アグートは試合後に語った。 「世界ランクも120位台(6月24日付で122位)に落ちたけど、それでも笑顔を忘れずに練習した。キャリアの最後まで戦うためにいい選手になりたいからね。このような1週間は自分に相応しいと思う」 先に行われたダブルス決勝ではアレクサンダー・エルラー/ルーカス・ミードラー(ともにオーストリア)がロバート・ギャロウェイ(アメリカ)/アレクサンドル・ネドベソフ(カザフスタン)に6-4 1-6 [10-8]で競り勝ち、同ペアでのツアー6勝目を挙げた。
テニスマガジン編集部